引きこもりについて調べてみた
引きこもりについて
ひきこもりとは、家族以外との人間関係がなく、社会参加をしていない状態を指す。
必ずしも家に閉じこもっているわけではなく、外出をするような方でも家族以外の方と
の親密な対人関係がない状態は引きこもりに含まれるらしいです。
不登校をきっかけとして、ひきこもりになる方もいますし、
退職をきっかけとしてひきこもりの状態に陥ることもあります。
どなたであってもひきこもりの状態になる危険性があり、
大きな問題のない一般的な家庭でも起きてしまうということで、調べてみました。
1.引きこもりの原因は何か
2.どんな症状がでるのか
3.まとめ
1.引きこもりの原因は何か
ひきこもりのきっかけとして大きいのは「不登校」と「退職」です。
学生時代に不登校となり、そのまま卒業や退学になってひきこもりになってしまう
パターンが多いことが知られています。また近年増加傾向にあるひきこもり状態は、会
社を退職してから生じるものです。
ひきこもりの原因として、生物学的脆弱性(ストレスなどに弱い性質)やトラウマとの
関連については指摘されていないということで、ありそうだと個人的には
思っていました。また、遺伝との関連についても指摘されていません。
ただ、性格的に内向的・非社交的な場合にはひきこもりになりやすい傾向があります。
しかし、それ以外の方がひきこもりにならないかというとそういうわけでもなく、誰で
もひきこもりになりえることが知られています。
2.どんな症状が出るのか
ひきこもりでは、高頻度に対人恐怖を認めます。
他者によくない印象を与えるのではないか、という葛藤が強い不安をもたらします。
その延長線上で、自己臭(自分の体から臭いが出ていて人から避けられる)、
醜形恐怖(しゅうけいきょうふ:自分の顔や体がみにくいので人から避けられる)、
さらに被害関係妄想(他者に悪く思われているに違いないという確信)や
被注察感(周囲に見られている)、などの症状が出現することがあります。
強迫観念(頭からある考えが離れない状態)や強迫行為(強迫観念から生まれた不安に
かきたてられて行う行為)もよく起こる症状の一つです。
その他、抑うつ症状や不眠、自殺念慮ねんりょ、摂食障害、心身症状(心が原因となっ
て身体の不調が現れる症状)、心気症状(病気にかかっていると思い込むような症状)
などが起きることがあります。また、家庭内暴力も多く見られ、ときに刑事事件に発展
する場合もありますので気を付けていきたいと改めて思いました。
3.まとめ
僕も引きこもりになったことがないのでよく気持ちはわかりませんが、
間違いなく言えることはなりたくてなっているというわけではないということです。
同じ人同士なのなで性格が内向的であったり、ひかえめな子に対しても
気を使えるような世の中になってほしいとおもえた今日でした。
またねー